ホタルイカミュージアム沖合からの空撮

ホタルイカミュージアム沖合からの空撮

 ODCドローンスクールと機体販売の営業で外回り、天気が良く風があまり無くてドローン空撮日和。何時でも何処でも空撮画像ソースを取得出来る様にと、マイドローンを車に積んでいたので、海の近くを車で走っていた際に、ホタルイカミュージアム方面の海岸に立ち寄ることにしました。

ホタルイカミュージアムは、DID地域(人口密集地)であることから、運用機体を含め国土交通省大阪航空局管轄の包括許可は頂いているものの、突然のドローンフライトであった事から、DID地域線引きエリアを電子地図で確認した上で避けた海岸を選択。

車に積んであったのは、一昨年に購入したDji製の Mavic2pro。ホタルイカミュージアム近くの海岸に到着したのち、ただちにドローンをセットし空撮フライトを行いました。空撮フライト状況は、ホタルイカミュージアムの沖合約300mの距離で、高度は最大約120m。目視外飛行に抵触する恐れはありましたが、これも使用機体を含めて、あらかじめ目視外飛行の国土交通省大阪航空局管轄の包括許可は頂いておりました。空撮フライトは、かろうじて機体を目視で識別出来るものの、飛行操作中にモニターとしてプロポに装着したスマホに目をやるなど目を離してしまうと、機体の目視による捕捉がかなり厳しいので、同伴していた部下に補助者を依頼しました。空撮フライトにおける所要時間は約15分間、モニター画像上では夏の午後らしい情緒のある風景を捉えることが出来たので、バッテリー1個分余りのワンフライトで終了しました。

空撮使用したドローンをかたづけ、モニターとして利用しているスマホにて、保存されているだろう空撮画像データー保存アプリ内を確認しようとしたところ、スマホアプリのアップデートが突然起動し画像データーが見当たらなくなりました。更に、機体に装備されているSDカードも確認したが、こちらにも保存されておらず、ショックを受けました。

 ODCの仕事を終え自宅に帰り、他で撮った空撮画像を確認整理していたところ、画像管理をしている他のアプリに、今回保存し損ねたと思っていたホタルイカミュージアム沖合からの空撮画像が、保存されていました。おそらくアプリ間の共有連携が働いたのでしょうか、超ラッキーなサプライズとなり、保存されていた複数の画像データを確認し選別、画像サイズや構図、パラメーターを利用して画像調整を行いました。当初空撮をした際に、海上からの剣岳や立山など北アルプス連峰を背景に、滑川市街地、前面にホタルイカミュージアムと滑川漁港を期待していましたが、残念ながら剣岳や立山は見えず、北アルプス連峰は雲に覆われていました。ところが、よく見ると北アルプス連峰を覆っている雲は夏雲であり、そのサイズも程々にて構図として、また色彩的にも絶妙なバランスになっていました。ひょうたんに駒で有りませんが、ここでもサプライズを受けた感があります。そして、夏の午後らしい情景の素敵な構図を得ることが出来ました。個人的に色々なところや場面にてドローン空撮をして来ましたから、今回ときめく画像を得ることが出来また色々な情景を撮ってみたくなった次第です。

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