ODCドローンスクール実技講習で最も難しいと思われる飛行講習

ODCドローンスクール実技講習で最も難しいと思われる飛行講習は、夜間飛行講習となっている様です。日中の講習において夜間を演出する為、鉄骨構造で窓の無いトレーニングホールである室内を暗くして、補助者や壁面などが把握できる程度の最低限の明かりで、受講者は安全運航管理や補助者の支持にしたがって飛行練習を実施しています。

トレーニングホールは、GPS電波が届かずビジョンセンサーが効かない為、位置の保持が大変難しい状況下での飛行操作となっています。講習用機体は自律でポジションを保持する事が困難で、その場に留まる事が出来ず、前後左右斜め何れかの方向に流される為、流される方向とは逆の操作であるカウンター操作を常に行わなければ、ホバリングを始めとした一定方向への移動など目的の飛行を維持する事ができません。屋外であれば夜間でも電波を遮る障害要因が無ければGPSからの電波を捕捉、ポジョンを維持する事が可能で、ホバリングや目的方向への飛行が比較的安定します。

屋外で行う夜間飛行練習よりも、照明を落とした鉄骨構造のトレーニングホールで行う夜間飛行練習の方がはるかに難しく、かなり高い操作スキルを養う練習となっています。

ODCドローンスクール実技講習のカリキュラムには、長い距離での機体の一定方向(左右横向き、対面、斜め向き等)での直線移動、ATTIモードでの各方向(前後左右)60秒のホバリングや、各機体方向での前後左右移動、左右のステックの同時操作を必要とするスムーズな立体トライアングル飛行、被写体を一定方向に捕捉しながらのサークル飛行、被写体を捕捉しながらのノーズインサークル、スムーズなパノラマ撮影に要するノーズアウトサークル、滑らかな左右のステック同時操作を必要とする8の字飛行など、比較的高度なドローン飛行操作講習のカリキュラムが多々ありますが、操作環境からトレーニングホールで行う夜間飛行練習が最も難しいものとなっており、それぞれのカリキュラムを習得する事によって、高い操作スキルを得る事が出来るものと確信しています。

 ODCドローンスクールでは、安全飛行を基軸にドローンの飛行に関する基礎的な知識や操縦技術を始めとして、趣味としての空撮や、ドローン飛行業務としての測量、点検、調査、農薬散布、物資輸送など、受講者様の資格取得の目的に合わせたドローン飛行時の安全管理知識と、産業用ドローンオペレーションに結び付く、応用操縦技術の習得を推し進めております。

また、ODCドローンスクール実技講習におきましては受講者様の操縦技術習得の進捗に合わせ、進捗が早い方に関しましては更に高度な操縦技術のトレーニング、操縦技術習得の進捗がなかなか進まない場合に関しましては、補修講習や練習方法など受講者様の操縦技術の習得に合わせ、講習内容とレベルに合わせた講習体制をご提供させて頂いています。

講習修了後、受講者の皆様にはドローンに関する知識と操作技術習得に満足頂けるように努めて行きたいと思います。そして、ODCドローンスクール受講者様におかれましては、講習修了後、ドローン飛行現場におきまして、ドローンパイロットや技術者として、またドローン安全運航管理におけるリーダーして、受講者皆様のご活躍を楽しみにしております。

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